白梅学園 授業概要(シラバス)2005
授業科目名 伝承遊び入門 「わらべうた」を中心に
担 当 者 木村はるみ 開講時期 前期
授業形態 演習
単 位 数
◆授業のねらい及び学習教育目標
 わらべうたを中心に、日本文化の中で伝承されてきたあそびを扱う。「伝承されてきたあそび」を分析することにより、子どもの発達に沿った「あそびの提供」が出来るような力をつけ、保育の中で使えるように、実際に遊びを覚え、歌えるようになって欲しい。

◆授 業 計 画
 あそびを実際に行うことから、たくさんの遊びを覚える。また、遊びの中から、子どもの成長とあそびの関係を知り、子どもの成長に合わせた援助ができるような分析力と実践力をつけていくための練習を行う。

1 「わらべうた、伝承遊び」とはなにか。その特徴と意義
2 あそばせあそび(大人が子どもにする遊び)、仲間と遊ぶあそびの演習
3 聞かせる歌(こもりうた、あそびうた、など)の練習
4 あそび覚えた「わらべうた」の分析
  ・ 粗大運動の観点から
  ・ 微細運動の観点から
  ・ 言語発達の観点から
  ・ 社会性の発達の観点から
  ・ 音楽の基礎を知る
5 わらべうたをしている場面のビデオ分析

* 毎授業、あそびを行う
* 動きやすい服装、履物で参加のこと


◆成 績 評 価
 出席と授業態度、試験による評価

◆テ キ ス ト
 「わらべうたと子ども」 木村 はるみ・蔵田友子 著(古今社)

◆参 考 書
 

◆担当教員から一言
 子どもたちを育てる仕事につくことを自覚し、積極的に参加することを希望する。