白梅学園 授業概要(シラバス)2005 |
授業科目名 | 図画工作II | 子どもの造形 | |
担 当 者 | 八木紘一郎 | 開講時期 | 後期 |
授業形態 | 演習 | ||
単 位 数 | 1 | ||
◆授業のねらい及び学習教育目標 図画工作Iでの保育者に必要な基礎技能の習得に対して、子どもの造形に関する理解、すなわち子どもの造形の意味、発達について学習し、それらの基本的知識の理解を目指す。合わせて、発達に沿った造形的な表現遊びや活動の基本的な援助指導の方法と技能について学習する。 ◆授 業 計 画 1、子どもの造形の意味理解 (1)「えがく」活動の意味について (2)「つくる」活動の意味について (3)遊びと造形の関係について (4)保育に活用されている造形・メディアについて (5)造形活動が子どもの発達に果たす役割理解 2、子どもの造形力の発達理解 (1)描く力の発達特徴 (2)つくる力の発達特徴(ハサミ操作・粘土などの立体造形) (3)色彩感覚の発達特徴 3、造形表現の発達を支える環境と保育 (1)遊びの造形の種類と実際 (2)材料と造形を通した発想と表現の特徴 (3)具体的事例(作品展の資料)を通した理解 4、子どもの造形活動を豊かに育む関わりと指導の基本 (1)乳児への関わりと造形 (2)年齢別対応 (3)造形表現につまづく子どもへの対応 5、保育に必要な造形アイデア ◆成 績 評 価 平常点及びまとめのファイル・ノート提出 ◆テ キ ス ト なし ◆参 考 書 なし(授業中に紹介。 ◆担当教員から一言 実際の造形物や製作過程を知ってもらうために、附属幼稚園の製作活動をはじめとして複数の幼稚園や保育所のようす、作品展を紹介。資料として活用する。 |