白梅学園　授業概要（シラバス）２００５

授業科目名	社会福祉概論I	生存権保障と社会福祉を考える
担　当　者	佐野　英司	開講時期	後期
		授業形態	講義
		単 位 数	２
◆授業のねらい及び学習教育目標 　社会福祉とは何か、社会福祉の対象は誰か、社会福祉とはどうあったらよいかを、こどもたちや、障害者、高齢者をはじめとした住民の生活実態との関係で学びます。 　とりわけ、こどもたちや親、障害児・者の真の願いに心を寄せ、保育者に求められる援助とはどうあったらよいか考える力を養います。 　保育を学ぶものにとって必要な基本的なものの見方・考え方の基礎を学び、今後の社会福祉学習の基礎を築きます。 ◆授 業 計 画 　上記授業目標にそって、「社会福祉・社会福祉概論I・社会福祉原論I講義ノート（2005年版）」をつくり、それに基づいて授業を進めていきます。授業の終わりにミニレポートを書いてもらい、自らその日に学んだ事柄の確認ができるよう努めます。また、ミニレポートで出席確認をします。（１月の最終授業でまとめて返却します） 　授業は、定時に始めます。講義は80分程度でおさめる努力をします。授業の合間になるべくビデオや小グループによるディスカッションを取り入れたいと考えています。 　学生のみなさんと共に力を合わせ、迫力ある、心に残る授業をつくっていきたいと願っています。 ◆成 績 評 価 　毎授業の度に提出するミニレポートと出席状況（平常点）３０パーセント、定期試験（レポートです）７０パーセントの総合点で評価します。したがって、出席、遅刻は非常に重視します。 ◆テ キ ス ト 　「社会福祉・社会福祉概論I・社会福祉原論I講義ノート（2005年版）」をつくり、生協売店で実費販売します。最初の講義前日までに購入して授業参加してください。 ◆参　考　書 　「子どもへのまなざし」　　　　　（福音館書店・・・佐々木正美著） 　「続・子どもへのまなざし」　　　（福音館書店・・・佐々木正美著） 　「現代の社会福祉入門」　　　　　（保育出版社・・・浅井・佐野編） 　「基礎から学ぶ保育制度」　　　　（保育研究所・・・草土文化発売） 　授業の中で適宜紹介しますので最初から用意をしないで結構です。 ◆担当教員から一言 　授業は学生と教員が力を合わせ、協力しながらつくっていくものだというのが私の考えです。教員として誠心誠意よい授業づくりに力を注ぎます。学生のみなさんも良い授業を受ける権利を行使するために大いに注文をつけていただきたいし、真剣に授業に立ち向かっていただきたい。授業妨害につながる遅刻や私語は良い授業をつくる主体である学生が相互に注意をしあってほしい。よろしくお願いいたします。