白梅学園 授業概要(シラバス)2005
授業科目名 基礎ゼミナール  
担 当 者 平賀 明彦 開講時期 前後期
授業形態 演習
単 位 数
◆授業のねらい及び学習教育目標
 入門ゼミなので、まずは、大学での学習とはどういうもので、どのようなやり方があるか、そして、皆で議論し合いながら論点を詰めていくということがどういうことかを体験することから始めてみたい。その上で、統一テーマに掲げられている「私たちはどんな世界に生きているか」については、過去の時間的な流れを追いながら、今の私たちを取り巻く社会を見つめ直しというアプローチをしてみたい。

◆授 業 計 画
 まずは、ウォーミングアップとして、大学での学習の仕方、ゼミナールの役割などを理解することから始め、次第に討論を重ねながら、絞られたテーマについて各々が考えを煮詰めていく方法を学んでいく。
次のような課題設定で進めていきたい。但し、ひとつのテーマに数時間を費やすことがある。また、順序も変わることがある。
 (1)大学で何を学ぶか  (2)学び方のバリエーション   (3)ゼミナールとは何か
 (4)文献検索の方法   (5)図書館利用術        (6)インターネット利用術
 (7)メールの活用法   (8)レジュメの書き方、プレゼンテーションの技法
 (9)フィールドワークとは何か  (10)歴史・民俗遺跡から学ぶもの  (11)郷土博物館の利用法
 (12)近隣の史跡・郷土資料館を歩く  (13)歴史の証言を聴く  (14)歴史的手法とは何か
 (15)歴史を通して子どもを見つめる


◆成 績 評 価
 個別報告やまとまりごとに提出を求めるレポートを総合して評価する。

◆テ キ ス ト
 とくに定めない。必要な資料等はプリントとして配布する。

◆参 考 書
 テーマに従ってその都度紹介する。

◆担当教員から一言
 歴史の専門的知識は必要としない。ゼミは皆が自分の考えを述べ、また人の意見も聞いて、討論し合うことでさらに考えを深めて行くことが大切なので、積極的な参加を期待している。