乳児が家庭と保育園を行き来している生活を捉え、乳児の育つみちすじを理解し、保育者としての関わりや援助の具体的な方法・内容を学びます。また、手作り玩具作成、手遊びやふれあい遊びを体験的に学ぶ機会を持ち、乳児が主体的に遊び・生活する意味を考え、保育ではどのようなことを大切にするか、さらに乳児の育ちを保育者と保護者が連携して支えていくための保護者へのはたらきかけについても学んでいきます。
 

食事は子どもの健やかな成長を支える柱のひとつです。「子どもの食と栄養」では、小児栄養の基本的理論を体系的に理解した上で、子どもの食べる機能がどのように発達していくのか、またその発達や特性に合わせてどのような配慮が必要なのかなど、保育者としての具体的な支援の方法について学びます。子ども自身の「食の育ち」の柱を、強く、しなやかなものへと発展させていくため、いっしょに学び、考え、理解を深めていきましょう。

大学4年間の学びを終えるにあたって、教育実習や指導法などの講義で学んだことを総合させ、実践力を高めることが目的の授業です。小学校や幼稚園といった進路に合わせて授業内容が構成され、現場の実態に即した演習やディスカッションを通して学びます。小学校クラスでは、学級経営・学習指導・生活指導・命の学習の視点から、小学校の教師としてさまざまな状況に的確に対応できる実践的な指導力を身につけていきます。